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楽器から最上の音を引き出す卓越した調整技術

ヴァイオリンは選び出したり仕入れたところで終わりではありません。
殆どの楽器がまだその段階では“未完成”なのです。
意外に思われるかもしれませんが、日本に入って来る輸入ヴァイオリンのまず9割は駒、魂柱、指板などに何らかの問題があり、そのままではせっかくの楽器の性能を充分に生かしきれなかったり、実際の演奏に支障をきたす場合があります。
したがってそのまま使うことはできず、それらの交換や調整が必要となるのです。
弦楽器サラサーテでは以前から優れたヴァイオリン職人であるGeng Xiao Gang(ガン ショウガン)氏とパートナーシップを結び、その調整作業をお願いしてまいりました。
1台1台時間をかけて入念に調整することで、初めて個々のヴァイオリンが本来持っている力を出し切ることができるのです。
どの楽器も弾きやすく性能が揃っていると、試奏時にお客様からお褒めの言葉をいただくことが多いのですが、それは、私の選定眼とGeng氏の調整技術の幸福なマリアージュの成果なのだと思います。
弦楽器サラサーテでヴァイオリンをお求めになること、それは同時に最高の職人の調整による最上のヴァイオリンの音を手に入れることでもあるのです。

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